『騎手って沢山いるけど実際誰が上手いの?若手でも上手い人はいる?』
みなさんは競馬を始めてどれくらいたちますか?
最近始めたばかりのビギナーの方から数十年歴があるベテランの方まで幅広いと思います。
競馬では、毎年沢山の馬がデビューしますよね。
そして騎手においても毎年、沢山とは言えませんが数人デビューします。
馬だけでは競馬は成り立ちません、馬に騎乗する騎手がいるから競馬が成り立つのです。
騎手というのは、馬券購入者視点でも重要な役割を持っていると言えるでしょう。
その馬に合う乗り方、合わない乗り方などがあります。
でも実際にその騎手が果たして上手い人なのか分からないという方も多いでしょう。
- 上手い騎手が誰なのか知りたい
- 若手でも上手い人はいるの?
- 世界の騎手で上手い人は?
このように、気になることがたくさんあるのではないでしょうか?
ということで今回は、『実は上手い騎手ランキング!うまい若手騎手などジョッキー格付け』ということで国内・世界の騎手についてご紹介していきます。
競馬では、馬を知ることが何よりも大切ですが、同時に騎手も知る必要があるのです。
今まで騎手に注目したことが無かった方は、是非この機会に注目してみてください!
上手い騎手ランキング!ジョッキー格付けを本気でするとどうなる?
国内の現役騎手で上手い人が知りたい!
やはりこのように思う方が多いですよね。
誰もが1度は聞いたことがあるであろう、武豊騎手や横山典弘騎手。
近年では、通年免許を取得したクリストフ・ルメール騎手、ミルコ・デムーロ騎手などみなさん知っている方も多いのではないでしょうか。
果たしてこれらの騎手は本当に上手いのか?
他の騎手でも上手い人はいるのか?
まずは国内現役騎手ランキングとして、本気で格付けしていきます!
評価の基準ですが、実績はもちろんのこと、戦略(乗り方)など様々な要素をトータルして評価を決めます。
国内現役騎手ランキング第10位~5位
まずは国内現役騎手ランキング第10位~5位をご紹介していきます!
第10位『内田博幸』騎手です。
2007年のNHKマイルカップをピンクカメオで制し初G1制覇。
翌2008年には菊花賞をオウケンブルースリで宝塚記念をエイシンデピュティで制し一気に一流ジョッキーへ駆け上がりました。
2012年には、あのゴールドシップとコンビを組み人馬共に凄まじい成績を出しています。
これまでにG1を12勝とまさにトップジョッキーです。
持ち味は、どんなにズブい馬でも動かせる剛腕で、これは内田騎手の他には和田騎手ぐらいしかいないですね!
第9位『岩田康誠』騎手です。
2004年に菊花賞をデルタブルースで制し初G1制覇。
その後も多数の馬でG1勝利を重ねました。
2012年には、ディープブリランテで念願の日本ダービーを制しダービージョッキーの仲間入り。
ジェンティルドンナやロードカナロアとのコンビも非常に有名でした。
第8位『池添謙一』騎手です。
2002年の桜花賞をアローキャリーで制し初G1制覇。
デュランダルやスイープトウショウ、ドリームジャーニーでも勝利を重ねます。
池添謙一騎手と言えばやはりオルフェーヴルとのコンビが有名です。
持ち味はやはり癖馬を難なく手名付ける所ですね!
第7位『和田竜二』騎手です。
1999年の皐月賞をテイエムオペラオーで制し初G1制覇。
2000年にはテイエムオペラオーとのコンビで年間無敗の偉業を成し遂げました。
2018年には宝塚記念をミッキーロケットで制し久々のG1制覇、今年再びブレイクが期待される騎手です。
内田騎手同様に剛腕な所が持ち味。
第6位『福永祐一』騎手です。
1999年朝日杯3歳Sをエイシンプレストンで制し初G1制覇。
2018年の日本ダービーをワグネリアンで制しダービージョッキーへ。
2020年にはコントレイルで無敗の3冠を達成も成し遂げました。
どんな馬でもしっかり結果を出す安定感の高さ、これが福永騎手の持ち味です。
第5位『川田将雅』騎手です。
2008年の皐月賞をキャプテントゥーレで制し初G1制覇。
名コンビと言える馬は中々いませんがダノンスマッシュやダノンザキッド、ダノンプレミアムなどダノックスの馬と非常によくコンビを組んでおり、結果を出しています。
川田騎手の持ち味は、諦めない強気の騎乗と乗り替わりでの強さです。
乗る馬を研究するのが川田騎手ですから馬券購入者からの信頼度も厚いですね!
国内現役騎手ランキング第4位~2位
ここまでで第10位~第5位までご紹介してきました。
ご覧頂いてもお分かりかと思いますが、相当豪華なメンバーですよね。
しかしここから先、更に上回る騎手がまだまだいます。
みなさんも気になりますよね。
早速ご紹介していきます!
第4位『ミルコ・デムーロ』騎手です。
2003年に日本ダービーをネオユニヴァースで制し初G1制覇。
初G1がダービーというのは凄いことですね。
その後もコンスタントにG1勝利を重ねていきます。
ドゥラメンテとのコンビが有名です。
ミルコデムーロ騎手は、他の騎手にはない勝負強さというのがズバ抜けています。
そしてミルコデムーロ騎手だから勝てたというレースも非常に多くあり、それだけ素晴らしい技術を持った騎手であると言えます。
第3位『クリストフ・ルメール』騎手です。
2005年の有馬記念をハーツクライで制し初G1制覇。
この有馬記念ではディープインパクトを破っての勝利となり、ハーツクライはディープインパクトに唯一土を付けた馬です。
ルメール騎手はデムーロ騎手とはタイプが全く違います。
デムーロ騎手は爆発力があるタイプなのに対しルメール騎手は、抜群の安定感というタイプです。
福永騎手も安定感が凄い騎手ですが、遥かに上回るのがルメール騎手です。
第2位『横山典弘』騎手です。
1990年のエリザベス女王杯をキョウエイタップで制し初G1制覇。
1991年にはメジロライアンで宝塚記念を制しグランプリ初制覇を成し遂げます。
2014年の日本ダービーを制したワンアンドオンリーや天皇賞春のイングランディーレでの騎乗ぶりはすさまじく、独特の勝負勘と騎乗技術に関しては歴代No.1の騎手であるのは間違いないでしょう!
国内現役騎手ランキング第1位
それではお待ちかねの第1位の発表です。
あの人の名前がまだ出ていませんね。
みなさんももうお分かりかと思いますので早速ご紹介していきます。
第1位『武豊』騎手です。
競馬を知らない方でも知っている唯一の騎手と言っていいでしょう。
それぐらい有名であり、素晴らしい実績を残している騎手なのです。
1988年の菊花賞をスーパークリークで制し初G1制覇。
その後も幾多の名馬に騎乗し数々のG1競走を制覇しました。
最も有名なコンビは、やはり平成の怪物ディープインパクトです。
最後の有馬記念では敗れてしまいましたが、それでも生涯連対率100%はとてつもないこと。
未だに衰えを知らない競馬界の伝説と言っても過言ではありません!
いかがでしたでしょうか?
国内現役騎手ランキングということで勝手ではありますが順位をつけてみました。
トップ10の騎手は非常に有名ですから、みなさんも聞いたことがあるという方が多いかと思います。
他にも上手い騎手は沢山いますから是非沢山の騎手に注目してみてください!
実は上手い騎手ランキング!若手騎手でうまいジョッキーはいる?
上手い騎手が沢山いることは、すでにお分かり頂いていると思います。
でも若手の騎手って実際どうなの?みなさんも疑問に思う所ですよね。
ここからは、若手の上手い騎手ランキングTOP5をご紹介していきます!
若手騎手ランキングTOP5
若手騎手ランキングTOP5。
第5位『団野大成』騎手です。
団野大成騎手はデビュー3年目の若手ながら2021年には、日経新春杯G2・福島牝馬ステークスG3の2つを勝利する活躍ぶり。
最後まで追えるのが持ち味で、更には若手ながらの強気な騎乗がよく見られます。
第4位『菅原明良』騎手です。
団野騎手同様にデビュー3年目の若手です。
2021年にはカラテで東京新聞杯G3を勝利、2022年はオニャンコポンで京成杯を制しました。
この世代は将来華の世代と呼ばれる可能性があるぐらいに実力がある若手が揃っています。
第3位『松若風馬』騎手です。
松若騎手はデビュー8年目とまだまだ若手と言える経験値ながら、2020年にはモズスーパーフレアで高松宮記念G1を制覇する活躍。
重賞競走も多く勝利しており、これから更なる活躍が期待されます!
第2位『坂井瑠星』騎手です。
坂井騎手はG1勝ちこそないですが、デビュー6年目で重賞8勝と素晴らしい実績を持っています。
そして海外遠征も積極的に挑戦しており、海外での勝利も挙げています。
研究力や騎乗に対する熱心な姿勢は、これからの活躍が約束されていると言っても過言ではないでしょう。
第2の武豊になれる人です。
第1位『横山武史』騎手です。
武史騎手はデビュー5年目とまだまだ若手という立ち位置ながら、2021年は皐月賞・菊花賞・天皇賞秋・有馬記念・ホープフルステークスとG1を5勝する偉業を成し遂げました。
デビュー5年目でこれだけG1を勝てる騎手はそうそういません。
それだけ騎乗技術がズバ抜けており、天才的なタイプであることが分かります。
武史騎手は典弘騎手の息子です。
非常によく似ており、親子で一流ジョッキーなのは本当に凄いことですよね!
以上が若手騎手ランキングTOP5となります。
上手い騎手ランキング!日本と世界の歴代で上手いジョッキーは?
若手騎手にも上手い人がいるということがお分かり頂けたと思います。
それでは最後に、歴代の外国人騎手ランキングTOP5と日本人騎手ランキングTOP5をご紹介して終わりとさせていただきます。
歴代ではどれぐらい変わってくるのか?注目してみてください!
歴代外国人騎手ランキング
まずは外国人騎手ランキングからご紹介していきます。
こちらは現在日本で通年免許を取得しているC・ルメール騎手とM・デムーロ騎手は除外。
そして国内来日経験のある外国人騎手のみとなります。
予めご了承ください。
第5位『オリビエ・ペリエ』騎手。
第4位『クリスチャン・デムーロ』騎手。
第3位『ジョアン・モレイラ』騎手。
第2位『オイシン・マーフィー』騎手。
第1位『ライアン・ムーア』騎手。
ランキングはこのようになっています。
クリスチャン・デムーロ騎手は、ミルコ・デムーロ騎手の兄弟です。
兄弟で世界でもトップジョッキーというのは中々珍しいことですよね。
3位のジョアン・モレイラ騎手は、ここぞという強気な攻めるスタイルで海外遠征した日本馬で結果を出しています。
2位のオイシン・マーフィー騎手は、日本初来日からとんでもない成績を叩き出しました。
歴代No.1外国人騎手という方も非常に多いです。
しかし1位はやはりこの男。
ライアン・ムーア騎手です。
伝説、レジェンドというのにふさわしいでしょう。
まさに外国版武豊というほどに素晴らしい騎手です。
歴代日本人騎手ランキング
それでは最後に歴代日本人騎手ランキングTOP5をご紹介していきます!
第5位『蛯名正義』騎手です。
現在は引退して調教師に転進しました。
現役時はアパパネとのコンビなど、特に牝馬と相性が非常に良い騎手でした。
第4位『横山典弘』騎手です。
サンテミリオンで制したオークスが印象的ですね。
蛯名騎手のアパパネと1着同着というG1史上初の出来事。
そしてインタビューでの仲の良さも非常に良かったです。
これからも独特のスタイルを貫いてほしいですね!
第3位『安藤勝己』騎手です。
安藤騎手と言えば、最近ではツイッターやメディアなどで予想・解説をしています。
やはり名コンビといえるのはブエナビスタではないでしょうか?
3着に敗れてしまいましたがクイーンスプマンテ・テイエムプリキュアが逃げ切ったエリザベス女王杯は本当に凄い脚でした!
第2位『岡部幸雄』騎手です。
武豊を超える伝説の伝説と言っても過言ではありません。
実績では間違いなく武豊騎手ですが、武豊騎手がこれだけ凄く見えるのも、岡部騎手の抜けた実力があったからです。
第1位『武豊』騎手です。
変わりません。今後数十年は不動のポジションと言ってもいいでしょう。
それだけ総合的に見て全てがズバ抜けている騎手です。
騎乗技術はもちろんのこと、人間性も素晴らしくまさに一流の中の一流。
歴代ランキングはこのようになりました。
本当に沢山の騎手がいるなかでも不動のポジションに立っている武豊騎手は凄すぎますよね。
これから武豊騎手を超える騎手が現れるのか?非常に楽しみです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、『実は上手い騎手ランキング!うまい若手騎手などジョッキー格付け!』ということで、騎手について詳しくご紹介させていただきました。
誰もが知っている有名な騎手から競馬通のみが知っている騎手まで幅広くランクインしています。
特に若手騎手の5名は今後の活躍が更に期待出来ますし、武史騎手に関しては、武の歴史を超えるようにと命名されただけあり、本当に武豊騎手を超える存在になるかもしれません。
これから先も注目で一切目が離せませんね!
ということで今回は、上手い騎手についてのご紹介でした。